会 津 を 構 成 す る 市 町 村

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名 刹 と 神 社 ( 只 見 町 )

医王寺           河井継之助の墓

 創建不詳。
医王寺脇の湧水  弘治2(1556)年、僧/宥意が中興。
 塩光山、真言宗。
 本尊は、薬師如来。
 高野山遍照光院の末寺。
 本堂裏手に清水が湧き出ている。
 ▲(只見町大字塩沢258 Tel. 0241-82-3500)

成法寺 (じょうほうじ)

成法寺観音堂

 弘仁年間(810〜824)、徳一大師が道場として草創。
 佛地山、曹洞宗。 本尊は釈迦如来。
 若松/天寧寺の末寺。
 応長元(1311)年、藤原宗景が観音堂 (聖観音像も造像) などを創建し、僧/円秀が禅宗として開山。
 天正年間(1573〜1592)、曹洞宗として中興。

 永正9(1512)年、純唐様式の観音堂が再建。
  安置されている聖観音は、高さ77センチの寄木造り、彩色玉眼入りの坐像。
 観音堂は、国指定重要文化財
 御開帳は、8月14日〜15日。
 御蔵入三十三観音の第一番

 ▲(只見町大字梁取字仏地1864-1/字御東1747 Tel. 0241-86-2503)  [本尊]

滝神社

滝神社

 享保18(1733)年、大洪水による多くの犠牲者を慰霊するためと、水神をおさめるために創建された。
 狛犬は、一対とも正面を向いている。
 本殿正面の彫刻は立派。
 境内には、只見町銘水10選の「滝神社清水」がある。

 ▲(只見町只見上ノ原)

長福寺

 天正10(1582)、僧/寿察が住し、天寧寺の末寺として草創。
 慶長3(1598)、天寧寺の岳応恕山和尚が開山との説もある。
 竜厳山、曹洞宗。 本尊は釈迦如来。
 元和元(1615)、水害により現在地に移転。
 明和4(1767)年、本堂などが改築され現在に至る。
 戊辰の役では、旧幕府軍の宿舎に利用された。
 ▲(只見町大字只見字寺452 Tel. 0241-82-3511)

三石神社

三石神社の入口

 建久年間(1190〜1198)、横田城主/山内秀基が創建し、一族の僧/山内通俊が奉願。
 山内氏は、軍功により源頼朝からこの地を与えられた。
 奇岩をご神体として祀っている全国的にも珍しい神社。
 祭神は、伊邪那岐命(いざなぎのみこと)白山姫命(しらやまひめのかみ)少彦名命(すくなびこな)の3神。
 縁結びの神として知られ、全国から願かけに訪れている。
 本殿まで徒歩で、20〜25分。
 3つの巨石には、それぞれ謂れがある。
  ◇ 縁結びの岩 社殿の岩盤の裂け目に五円硬貨を糸で吊るすと良縁に出会える
  ◇ 泪岩      浸み出ている水で目を洗うと目の病が治る
  ◇ 一の岩    頭の病気が良くなり、頭が賢くなる
 参道の途中に、芭蕉句碑や只見町銘水10選の1つ「縁結びの三石清水」も湧き出ている。

 ▲(只見町大字只見字後山)
   ・祭礼 9月5日

龍泉寺 <黒谷>

 黒谷を支配していた山内氏の一族/山内兵庫頭藤原實良が創建とされる。
 建長4(1252)年に栄範上村の開山との説も。
 永正12(1515)年、密侶/智慶が再興し、住する。
 厳風山、真言宗豊山派。 本尊は、大日如来。
 高野山/遍照光院の末寺。
 御蔵入三十三観音の第四番
龍泉寺<布沢>
 墓域に、会津御蔵入騒動で処刑された義民の1人/儀右衛門の墓がある。
 丸山史跡公園に南山義民之碑が建立。

 ▲(只見町黒谷字上ノ山2268)


龍泉寺 <布沢>

龍泉寺<布沢>

 加玉山、曹洞宗。  
 本尊は、如意輪観音菩薩。
 天正3(1575)年、僧/寿珍が中興。

龍泉寺<布沢>/義民  墓域に、会津御蔵入騒動で処刑された義民の1人/茂左衛門の供養碑がある

 丸山史跡公園に南山義民之碑が建立されている。

 ▲(只見町大字布沢字寺沢720)

 近くに、御蔵入三十三観音の第六番がある。

興厳寺 新福寺 重福寺 妙雲寺
薬師寺<蒲生>
鬼渡神社<居廻> 鬼渡神社<十島> 塩竃神社 二荒山神社<楢戸>
若宮八幡神社<田子倉>

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