大同年間(806〜809)、徳一大師もしくは弘法大師 (空海) が草創とされる。
長久山、真言宗豊山派。 本尊は虚空蔵菩薩。
御坂山大高寺三十六坊の1つ「延命坊」とも。
永禄7(1564)年、上州沼田の僧/見真が再建。
享保21(1736)年、再建され、現在に至る。
▲(三島町大字大石田字上居平870)
弘仁2(811)年、法相宗の僧/安竹が聖徳太子像を安置し松竹庵庵を結ぶ (聖徳太子像の刻銘)。
貞元2(922)年、大檀那/藤原保祐が堂宇を再建。
この地に逃れて来て平泉の藤原一族の藤原保祐が、綽名を銭森長者と呼ばれるほどの黄金を、貞元年間(976〜978)に西方村の某所に埋めたとの伝承がある。
明応元(1492)年、天寧寺7世/正元禅師が曹洞宗、西隆寺と改める。
宝沢山、曹洞宗。 本尊は釈迦如来。
慶長元(1596)年、現在地に移る。
文化13(1816)年、本堂が再建され、現在に至る。
毎年5月3日〜5日の3日間は、鬼子母神例大祭が催され、子授かり・安産・子育て・健康を願う大勢の参拝者で賑わう。
境内に、乙女三十三観音。
▲(三島町大字西方字巣郷4684 Tel. 0241-52-2424)
・例祭 5月3日〜5日
長壽山。
曹洞宗。
木造薬師如来座像は、日本遺産。
▲(三島町大字川井字居平236 Tel. 0241-52-3922)
永享8(1436)年、名入村に創建。
霊淵山。 本尊:地蔵尊。
慶長2(1597)年、僧/仁昌が居住。
正保4(1647)年、僧/八高善暁が再開山。
「何頃ノ開基ニカ詳ナラス、慶長二年仁昌ト云僧住ス、正保四年天寧寺十三世八高ヲ請テ開山トス、本村弥陀客殿ニ安ス」
貞享元(1684)年に再開山とも。
寛延元(1748)年、本堂を建立。
名入村の村長/坂内宮内が、鎌倉から奉持した木造阿弥陀如来座像を本尊とする (伝)。
後に、曹洞宗へ改宗。
▲(三島町大字名入字根岸居平1358)
円福寺 | 宮昌寺 | 金龍寺 | ||
大杉観音堂 | 観音堂<高清水> | 地蔵堂<高清水> | 地蔵尊<西方居平> | 十王堂<名入> |
滝原観音堂 | 名入観音堂(木造持国天立像) | 沼田地蔵尊 | 平六観音堂 | |
伊夜彦神社 | 鬼渡神社 | 鬼渡権現 | 諏訪神社<名入>(雪見のイチョウ) | |
多賀神社 | 三島神社 | |||
お鈴の壇 | 宮下古碑群 | 関藤右衛門の碑 | 虫供養の石碑 |