室町時代の蘆名盛信公の時代に漆の木の栽培が奨励された。
樹液は漆塗料として使うが、その漆の実から採れる蝋を灯りとして利用したのが始まりとされる。
織田信長に献上されるなど、漆の実の蝋は高級品のため歴代藩主も保護・奨励し改良が繰り返された。
品質にも磨きがかかり、火持ちするのが特徴。
雪の季節の婚礼や仏壇に供える一対の花の代わりとして絵ろうそくを飾るようになり、独特の発展を遂げる。
江戸時代に入ると、全国の大名や料亭、上級宿屋、豪商、神社仏閣などが競って買い求め、藩の財政を潤すまでになった。
西出丸の蝋蔵で管理され、将軍家や宮家にも上納された。
元禄年間(1688〜1704)、会津の金山職人が、桜島の櫨の実が製蝋に適していることを発見し、親しかった鹿児島藩へ蝋絞り技術も伝授した。
やがて製蝋に大成功し、莫大な利益をもたらして薩摩藩の財政を潤した。 薩摩藩が「櫨の耕作制度」を強制したため、当初は農民を苦しめたという。 後に、薩摩藩の繁栄を知った福岡藩は、秘かに持ち帰った話しが残っている。 ・櫨の実を弁当箱の底に隠し、その上に飯を盛って持ちかえった ・福岡藩/那珂川村の庄屋/高橋善蔵が、おにぎりの中に入れて持ち帰った 薩摩藩は藩外不出の極秘事項として流出を厳しく取り締まったが、江戸時代中期頃には西日本各地の各藩に広まり、各藩の財政を潤すまでに至った。 <「鹿児島県とのご縁」と併記> .
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安永元年(1772)創業。
絵付け体験あり (3〜11月)。
・要予約
(前日まで。ただし15人以上は3日前まで予約)
・9時〜16時 (店舗は、〜18時まで)
・所要時間 50〜60分
・利用人数 2〜60人
▲(会津若松市七日町3-33 Tel. 0242-27-1873 〔HP〕)
・駐車 1台のみ(近くの市観光駐車場を利用)
徳川8代将軍/吉宗時代からの老舗。
絵付け体験あり。
・要予約 (5人以上は5日以上前)
・10時〜16時(店舗は、〜18時まで)
・所要時間 40〜60分
・利用人数 1〜50人位まで
▲(会津若松市西栄町6-27
Tel. 0242-27-0652)
・契約駐車場あり
旅館・ホテルの売店や、街中の多くの店でも、取り扱っている。
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