寛永4(1627)年、加藤嘉明公が会津に移封する時、伊予松山から織師を連れてきたことが始まり。
その後、保科正之公の綿花栽培の奨励で広まり、明治末期から大正には生産の最盛期を迎える。
現在は、洋服地や、インテリア用品、民芸織物、趣味の小物・袋物などにも利用されている。
素朴で単純な力強い縞模様が、藍染めで表現されているものが基本。
実用向けとして普段着、仕事着として使われ、大夫であるのが特徴。
《体験教室・工場見学とも中止とのこと》
会津もめん「かねくろ」
車幅ギリギリの狭い道を少し入る、ご注意を。
10名以内なら工場見学可。
・8時〜12時、13時から17時
・定休 土曜・日曜・祝祭日
▲(会津若松市日吉町4-25 Tel. 0242-27-0342 〔HP〕)
ポーチ、バック類がお勧め。
工場見学可 (要予約)。
「会津復古会」加盟店。
▲(会津若松市七日町11-5
Tel. 0242-22-1632 〔HP〕)
平成11(1999)年、開店。
着物を取り扱う店のようだが、木綿などの小物雑貨が併設されており、親しみやすい品々が充実している。
▲(会津若松市七日町6-5
Tel. 0242-24-0227 〔HP〕)
・10時〜18時30分
・定休 水曜日
ほとんどが地元の主婦たちの手作り品。
いつも中年の女性たちで賑わっている。
ブックカバーが、お勧め。
▲(会津若松市七日町3-31
Tel. 0242-27-8663 〔HP〕)
・10時〜17時30分
・定休 木曜日
縫製会社で、インターネット販売も開始。
会津もめんの洋服も。
▲会津STL企画販売事業部
(会津若松市七日町7-3 Tel. 0242-22-5519)
婦人服、和服、小物の店だが、会津木綿も扱っている。
「トイレ利用可」とのこと。
最近、店内が改装され、取り扱い商品も刷新された模様。
▲(会津若松市七日町2-37 Tel. 0242-27-2433)
・9時〜18時
・定休 不定休
・駐車 あり
蒲生氏郷公の時代に堺から会津にやってきた老舗。
元々は、木綿問屋。
大正時代の蔵を改装してつくられた。
広い畳の上で、昔ながらの座り売りをしている。
国選定登録有形文化財。
歴史的景観指定建造物 (第1号)。
からむし、漆器などや、赤べこ、起き上がり小法師などの民芸品も取り扱っている。。
土佐兵の落書き (戊辰の役) を見たいと尋ねたが、奥の蔵を居酒屋に貸しており、開店している時刻でないと入れないとのこと。
▲(会津若松市中町4-16 Tel. 0242-27-0071 〔HP〕)
平成12(2000)年に創業した新進気鋭の店。
小さな店構えだが、オリジナルの商品が豊富。
着物や帯・帯締め・帯揚げ・草履なとを扱う店であるが、着物のレンタルで観光客に人気。
▲(会津若松市七日町8-12 Tel. 0242-22-9363 〔HP〕)
イラクサ科の多年草で、ちょま(苧麻)、あおそ(青苧)とも呼ばれる宿根性草木の植物。
16世紀に木綿の栽培が盛んになる前の「布」と言えば、からむしなどの麻のことである。
繊維は、弾力性、通気性、吸湿性に富む。 軽くて、しなやかな肌触りで、着心地抜群の幻の織物となる。
最古の原始織物といわれているが、本州で唯一 残っている生産地。
600年前から、栽培が続けられている。
平成3(1991)年11月16日、選定保存技術「からむし(苧麻)生産・苧引き」に選定。
歌舞伎の"兜巾(ときん)"などの小道具として、全国の大舞台でも使われている。
みやげや物産などの販売、からむし織の実演や体験ができる「織姫交流館」と、工芸品を展示している「からむし工芸博物館」と、食事ができる「苧麻庵」からなる観光スポット。
▲(昭和村大字佐倉上ノ原1)
≪織姫交流館≫
▲(Tel. 0241-58-1655)
・9時〜17時
・休館日 12月28日〜1月3日、
12月〜3月の月曜・火曜日
≪からむし工芸博物館≫
▲(Tel. 0241-58-1677)
・9時〜17時(入館は16時30分まで)
・休館日 12月28日〜1月3日、
12月〜3月の月曜・火曜日
館内撮影禁止。
予約すれば、からむし織の体験が出来る。
からむし織の製品も、販売している。
▲(昭和村下中津川字中島611 Tel. 0241-57-2204)
・9時〜16時30分
・休館日 日曜、祝日