国道459号沿いで、磐梯山の北西に位置する温泉。
約1200年前、一夜の宿に報いるため、弘法大師 (空海) が法力により湧き出たとのこと (伝)。
☆泉質 塩化物泉 (ナトリウム-塩化物温泉)
効能 一般的適応症、胃腸病、切傷、皮膚病、火傷、
リウマチ、ヘルニア、アトピー
▲宿5軒=大塩裏磐梯旅館組合
(北塩原村大字大塩 Tel. 0241-33-2231) [Wikipedia]
《大塩宿》
米沢街道と猪苗代への街道との分岐点でもあり、天正12(1584)年に領主/蘆名氏は大塩宿を見下ろせる山頂に柏木城を築くほど重要な宿場であった。 温泉神社の入口には、文化8(1811)年に建立の道標が現存。 「右ハいなわしろ道 左ハよねざわ道」 天正17(1589)年、伊達政宗公の会津侵略で、蘆名家臣/穴沢氏は滅亡。 江戸時代に宿場町として本格的に整備され、大塩宿を統括する検断屋敷も設置され、中島氏 (後に穴沢氏に復姓) が任に就く。 穴沢氏一族の一部が中島氏を名乗り、大塩に土着帰農し生き延びていた。 享和2(1802)年7月3日、全国測量中の伊能忠敬が穴沢家に宿泊している。 戊辰の役では、慶応4(1868)年8月23日に新撰組/土方歳三・斎藤一、旧幕府軍/大鳥圭介、桑名藩主/松平定敬など1千余人が宿泊し本営を設置したが、斎藤一たち一部を残し9月9日までに会津から去った。 |
桧原湖の北にあり、西吾妻スカイバレーの入口にある。
高原の中に点在する静かな民宿だけの温泉。
昭和57(1982)年、ボーリングで開湯。
高原野菜の産地でもある。
☆泉質 硫酸塩泉 (カルシウム-ナトリウム-硫酸塩泉)
効能 一般的適応症、
切傷、火傷、皮膚病、動脈硬化、婦人病
▲民宿17軒=裏磐梯早稲沢温泉組合 (北塩原村大字桧原字早稲沢 0241-34-2322)
バス停の"五色沼入口"と、"小野川湖入口"の間のペンション村にある温泉。
☆泉質 塩化物泉 (ナトリウム-カルシウム-塩化物泉)
効能 一般的適応症、
切傷、火傷、皮膚病、動脈硬化、婦人病
▲宿6軒 (北塩原村桧原字剣ケ峯)
《裏磐梯温泉センター》 宿泊のみならず、日帰り温泉が人気。 ▲(北塩原村檜原剣ヶ峯1093-360 Tel. 0241-23-7200 〔HP〕) |
桧原湖の西の湖畔にある「磐梯桧原湖畔ホテル」内にある温泉。
全室が湖に面している。
"素泊まりも可"とのこと。
☆泉質 塩化物泉 (ナトリウム-塩化物泉)
効能 一般的適応症、切傷、火傷、皮膚病
▲宿1軒=磐梯桧原湖畔ホテル
(北塩原村大字桧原字南黄連沢山1157−41 Tel. 0241-33-2341 〔HP〕)
桧原湖畔の南に自噴している温泉。
"猫魔温泉"とも呼ばれている。
☆泉質 塩化物泉 (ナトリウム-塩化物泉)、硫酸塩泉
効能 一般的適応症、切傷、火傷、皮膚病
▲(北塩原村檜原字湯平山)
小野川湖畔にある「ホテル小野川荘」の温泉。
平成10年に開湯し、源泉はアルカリ性が強い。
入口手前過ぎには、ペンションや民宿が多数ある。
☆泉質 カルシウム-ナトリウム-硫酸塩・塩化物温泉
効能 一般的適応症、皮膚病、切傷、婦人病、火傷、
糖尿病、動脈硬化、虚弱児童
▲宿1軒=ホテル小野川荘
(北塩原村桧原字裏磐梯小野川湖畔 Tel. 0241-32-2505)
五色沼の入り口にある温泉。
7店舗のレストラン街などを持つリゾート型ホテル。
磐梯山噴火の大岩を使った露天岩風呂が人気。
道路を隔てて、民宿が多数ある。
☆泉質 ナトリウム-カルシウム-硫酸塩・塩化物泉
効能 一般的適応症、切傷、火傷、皮膚病
▲宿1軒=ホテル五色荘 (北塩原村大字桧原字剣ケ峯1093-341 Tel. 0241-32-2011)
桧原湖の北岸にある日帰り温泉。
湯量も豊富で、休憩室もある。
☆泉質 単純温泉 (単純温泉、弱アルカリ性高温泉)
効能 一般的適応症
▲宿泊不可 (北塩原村大字桧原字道前原1131-54 Tel. 0241-34-2004)
・10時30分〜20時 (11〜3月は 〜19時)
・休館 木曜日
桧原湖と大塩裏磐梯温泉の間にある日帰り温泉。
☆泉質 塩化物泉 (ナトリウム-塩化物泉)
効能 一般的適応症、
切傷、火傷、皮膚病、婦人病、虚弱児童
▲宿泊不可=ラビスパ裏磐梯 令和6(2024)年1月31日に営業停止し3月廃業。
(北塩原村大字大塩字桜峠8664-5 Tel. 0241-33-2200 〔HP〕)
・4〜10月 9時〜21時、7〜8月 〜22時、11〜3月 10時〜19時
・休館 7〜8月以外の水曜