戊  辰  の  役  /  殉  難  者

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神  指  城  周  辺

「中野竹子殉節の碑」 は、こちら。

「新撰組殉難の地 (如来堂)」 は、こちら。

北  会  津  周  辺

庄條[某]、實翁道安信士の墓 (宝光院)

 墓域は、本堂から離れた田んぼの中にある。
 墓碑は朽ちかけているが、両名とも殉難者 (戦死?) と伝わる。
 詳細不詳。

庄條[某]の墓

庄條[某]の墓 .

 慶応4(1868)年8月23日とある。
 (追) 庄條家に移されていたが、崩れた上部が見当たらない。

實翁道安信士の墓

實翁道安信士 .       .

慶応4(1868)年8月23日とある。 .



 ▲(会津若松市北会津町蟹川)
   ・宝光院については、こちら。


古田伝之助 . (宝寿院)

古田伝之助の墓

 本堂裏の少し離れた墓域にある。
 募兵に応じ、敢死隊に入隊。
 白虎隊とともに戸ノ口原に出陣。
 慶応4(1868)年8月23日、笹山で戦死。
 41歳。

 ▲(会津若松市北会津町下荒井16 Tel. 0242-58-2261)
   ・宝寿院については、こちら。

河村謙益の妻子 . (五百川原墓地)

河村謙益の妻子の墓

 慶応4(1868)年8月23日に城下へ乱入したが悪逆非道を繰り返す大混乱の最中、医師/河村謙益の妻は幼子/季四郎を見失った。
 開城後にも必死に我が子を探し回るが見つからず、悲嘆に暮れて同年10月6日に申し訳ないと自殺した。
 墓碑には「川村」とある。
 「川村謙益妻高知氏 同末児季四郎 墓

 ▲(会津若松市北会津町二日町字五百川原)


紀念碑 殉難士名 .  (武術修練所跡)

紀念碑 殉難士名の墓


 明治23(1890)年4月、武術修練所 (通称/角場) の跡地に、松平容大公の篆額による記念碑が建立された。
 裏面に戊辰の役による12名の戦死者名が刻まれている。
 道標「館ノ内村」や時計台の傍ら。

 ▲(会津若松市北会津町中荒井729辺り)


上米塚の渡し跡


 JR只見線の鉄橋から、50メートルほど下流の土手にある。
 南山通りの船渡し場があった。
 慶応4(1868)年9月6日、激戦が繰り広げられた。
 現在は、平成13(2001)年に建立された標碑があるだけ。

 ▲(会津若松市門田町字飯寺上川原 〜 北会津町上米塚)

 
 8月23日、城に入らない藩士の家族や町人など数万人が、西方の山野へ逃れるべく 大川 (阿賀川) の船渡し場に殺到したので、渡し場の至る処で大混乱した。
 川幅が広く、流れも急なため架ける事ができず、当時の往来は渡し舟を使っていた。
 折り悪く、前日の暴風雨 (台風) の影響で水嵩が増し、濁流と化していた。
 城下町から逃れようとする老人や婦女子たちが、川岸にあった多くの小舟に先を争って乗り込んだ。
 過剰に乗り込んだ重さのため、川の中程で転覆する船が続出する。
 溺れる者を助けようとするが、その舟も人を満載しているので助ける事ができない。
 舟に乗れない者の中には、衣類を脱いで泳いで渡ろうとし、溺れる者も数多く出た。
 大混雑の中、希望を失せて、濁流に身を投じる人々まで出る有様だった。
 そのような最悪の状態の中、溺死者が少ないのは、沿岸の農民たちが必死に溺れる者の救助にあたったからであった。

河  東  町  周  辺

ネットで供養 「戸ノ口原古戦場」
    ◇ 「白虎隊奮戦の地」
    ◇ 「会津藩士墓群」
    ◇ 「会津藩士二十二人の墓」
    ◇ 「会津藩士十一人の墓」
    ◇ 「会津藩士十八人の墓」

「戸ノ口原古戦場」 は、こちら。

戊辰の役・殉難 「小原庄助の墓」は、こちら。

堀田繁治 . (中地墓地)

堀田繁治の墓


 青龍士中一番隊/有賀隊付。
 戊辰(1868)年9月14日、諏訪社で戦死。
 26歳。
 武術修練所跡の紀念碑に記載。

 ▲(会津若松市町北町中地)


貝沼惣次郎 . (塩新墓地)

貝沼惣次郎の墓


 慶応4(1868)年8月23日、蚕養口で戦死。
 17歳。

 ▲(会津若松市河東町広田字塩新90辺り)
     ※ 線路脇


田場川勝之助 . (高畑墓地)

田場川勝之助の墓


 高畑村の農民。
 農兵。
 戊辰(1868)年9月18日、高畑で戦死。
 36歳。

 ▲(会津若松市河東町谷沢字高畑47辺り)


目黒久吾 . (熊野堂墓地)

目黒久吾の墓


 熊野堂村の住人。
 慶応4(1868)年8月20日、死去。
 詳細不詳。
 8月23日に石筵で戦死、17歳とも。

 ▲(会津若松市河東町熊野堂字村内)


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