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奥只見シルバーライン・ルート

*冬季は、通行止めの区間がある。   .

 江東区→錦糸町ランプ(2Km)・首都高速→美女木JC(30Km)・外環道→大泉JC(38Km)→小出IC(242Km)→奥只見ダム(274Km)→檜枝岐(342Km)→南郷・里の湯(372Km)→田島(397Km)→塔のへつり(412Km)→湯の上温泉(415Km)→材木町(440Km)

 関越道をひた走る。
 鶴ヶ島JCT、藤岡JCT直進、高崎JCTを新潟方面に直進。
 小出ICには、3時間ほどで着きたい。
 小出ICを右折して291号に入るも、500メートルで突き当たる。
 左折し、70号に入る。
 さらに1キロほどで右折し、352号に入る。
 後は道なりで迷うこともあるまい。
 途中で50号と同じ道路名を持つが、そのまま進む。
 上折立で左折し、352号と別れ、50号を進む。
 このルートの最大の見所である奥只見シルバーラインが始まる。
 津久ノ岐トンネル、湯ノ沢トンネル、黒又トンネル、明神トンネルと、感動のトンネルが続く。
 掘ったままの岩肌がむき出しの所が続き、えも言われぬ驚きに出会える。
 トンルネ途中の交差点の銀山平方面が会津への道であるが、そのまま直進して、奥只見ダムに向かう。
 行き止まりの所に奥只見ダムがあり、レイクハウスなどがある。
 小出ICから、1時間ほどで着く。
 奥只見発電所は会津、奥只見電力館は新潟県で、ダムの中央が境になっている。

 いま来た道を8キロほど戻り、トンネル内の信号を銀山平方面に左折する。
 すぐにトンネルを抜け、300メートルほどでの突き当たりを左折すると、352号に入る。
 左手にある銀山平の船乗場を過ぎると、途中に同じ尾瀬口船乗場があるだけである。
 ひたすら断崖絶壁に沿った隘路で、カーブの多い道が続く。
 舗装はされているが、道幅は狭い (冬季は閉鎖)。 携帯電話もつながらない。
 車の転落事故も時々起こっているとのことなので、運転には細心の注意が必要である。
 沿っている川は只見川で、川岸の向こう側が会津だが、しばらく新潟県側を走る。

檜枝岐村
 走るのに多少飽きる頃、只見川にかかっている下折立の橋を渡った先の"砂子平"は会津である。
 途中、尾瀬に入る"御池"を通る。
 2時間半ほどの山間ドライブが続いて人里が見えれば、檜枝岐である。
 沿って流れている川も、檜枝岐川、伊南川と名を変える。

南会津町
 小豆温泉に至れば、南会津町となる。
 内川橋あたりで、352号と別れて国道401号に入る。
 直進すれば良いので、間違うこともあるまい。
 南郷の「里の湯」の先を右折して国道289号に入る。
 直進して昭和村を通る方が3キロほど近いが、今回は走りやすい田島経由のルートを走る。
 駒止トンネルを抜け、しばらくすると田島に着く。
 手前で国道121号に入るが、直進すれば良い。
 湯の上温泉までは、121号が続く。

下郷町
 沿って流れる川は、阿賀川となる。
 会津若松市内では、「大川」と呼ぶ川である。
 まもなく、「塔のへつり」へ行く道がある。
 湯の上温泉を過ぎる辺りに、右折すれば「大内宿」へ到る道がある。
 湯の上温泉の先から国道118号と併用になるが、直進するので気にすることもない。

会津若松市
 下郷トンネルを越え、若郷湖を右手に眺め、小沼崎トンネルを越えれば、会津若松市に入る。
 さらにトンネルを抜けると、出口が「芦ノ牧温泉街」である。
 田園地帯が開け、まもなく会津若松市の市街地に到着する。

 休憩や見学の時間を含めない走行時間だけで、約9時間半。
 ぜひとも、安全運転を。

(休憩)
 谷川岳PAで、これから通る関越トンネルの最初の感動の前に休憩したい。
 小出の市街地を抜けると、奥只見湖の土産物店までは何もない。
 最後の大和PAか、小出のコンビニで済まそう。

 奥只見湖には、レイクハウスなど土産物屋もあるので立ち寄ろう。
 奥只見湖から田島までの間には、道の駅やコンビニはない。
 頼りの鉄道も走っていない。

 檜枝岐を過ぎれば民家は点々としているので、最悪の時はお願いしよう。
 田島駅では、休憩したい。
 これ以降の街道にはコンビニもあるし、困ることはあるまい。
 会津鉄道も、並行している。

 新倉PA(33km)→三芳PA(52km)→高坂SA(73km)→嵐山PA(88km)→寄居PA(102km)→上里SA(114km)→駒寄PA(137km)→赤城PA(149km)→赤城高原SA(157km)→下牧PA(172km)→ 谷川岳PA(183km)→土樽PA(194km)→塩沢石打SA(212km)→大和PA(235km)→小出IC(242km)→奥只見ダム(274Km)→檜枝岐(342Km)→田島駅(397Km)

(記)
 ◇谷川岳PAと土樽PAの間にある関越トンネルは、全長11キロもある。
   道路のトンネルとしては日本最長、世界でも5番目という長いトンネルである。
   冬季には、手前の谷川岳PAでタイヤチェーンを外さなければならない。
   トンネル内で切れてしまう恐れがあるためである。

 ◇奥只見シルバーラインは、岩盤むき出しのトンネルが18キロも、次々と続く。
   一生に一度は訪れたい。
   何度通っても、感動する。

 ◇奥只見湖から檜枝岐までは、山と川境に挟まれた山麓をひたすら走る。
   店どころか、人が住んでいる様子も見えない道が、延々と続く。
   自然に、たっぷり浸れる時が、かなり長く続く。
   山里の檜枝岐が、大きな村に見えてしまうほど、何もない。

道路沿いに佇む檜枝岐六地蔵  ◇檜枝岐についたら、道路沿いの六地蔵で車を止めよう。
   小さなお地蔵さんが、赤い服を着て、並んでいる。

   冷地での凶作によるて間引きなど、
        悲しい出来事を背負っている。
 ◇国道401号は、昔からの沼田街道 (群馬県沼田は会津街道) と呼ばれていた道である。
   そのまま国道289号を進むと、只見町に至る。
   今でも、只見から会津若松までは、沼田街道と呼ばれている。

 ◇「塔のへつり」 「大内宿」にも寄りたいが、無理はしないように。

 ◇芦ノ牧温泉の土産物屋が集まっている所に、ドライバー向けの温泉がある。
   全国的にも珍しい。時間があれば話の種に、どうぞ。


≪お薦めの立ち寄り場所≫
 奥只見シルバーライン奥只見ダム塔のへつり 大内宿
○ 檜枝岐六地蔵
△ 奥只見電力館 (遊覧船) 、尾瀬(御池)檜枝岐歌舞伎芦ノ牧ドライブイン温泉



☆神々が住む博士山を越えるルート

 〜〜 檜枝岐(342Km)→南郷・里の湯(372Km)→南郷・さかい温泉(377Km)→両原(395Km)→伊佐須美神社(429Km)→材木町(437Km)

博士山山麓道

檜枝岐村〕 〜〜 〔南会津町
 南郷の「里の湯」の先を直進し、昭和村へ向かう。
 国道名は、401号から289号との併用に変わる。
 距離的には12キロほど短いが、狭い山道のため時間はかかる。
 さかい温泉で、沼田街道と別れ右折する。
 国道名は、国道401号のままである。
 まがって直ぐ右手に、南会津南郷民族館がある。

昭和村
 新鳥居峠から、昭和村になる。
 "奥会津昭和の森"を右方向に進むが、道なりなので間違うこともあるまい。
 南原で突き当ったら左折し、国道400号との併用の道に入る。
 1キロほど走り、道なりで再度401号になる。
 喰丸トンネルを抜け、神の山である博士山の峠に向かう。

会津美里町
 博士道毛の頂上を越え下りになると、会津美里町である。
  ※ 令和5(2023)年にトンネルが開通し峠越えは無くなった。
 集落になると、まもなく伊佐須美神社に到着する。
 JR只見線の踏切を越えると田園地帯が広がる。

会津若松市
 宮里を過ぎ、小さな氷玉川を越えれば、会津若松市である。
 やがて、川幅が600メートルほどの大川を渡れば、市街地に到着する。

 休憩や見学の時間を含めない走行時間だけで、10時間を越すドライブ。
 ぜひとも、安全運転を。

(休憩)
 南郷から、会津美里町の市街地までは、コンビニなど何もない。
 鉄道も、会津美里町まで走っていない。
 〜〜 檜枝岐(342Km)→伊佐須美神社(429Km)

(記)
 ◇途中の昭和村にも、村おこしのため施設も造られ始めた。
   しかし、伊佐須美神社までは山道であり、何もない。
   大自然を充分に味わえる。

≪お薦めの立ち寄り場所≫
 奥只見シルバーライン奥只見ダム伊佐須美神社
○ 檜枝岐六地蔵
△ 奥只見電力館 (遊覧船) 、尾瀬(御池)檜枝岐歌舞伎からむし本郷焼


 ぜひ    ○ お勧め    △ 興味があれば
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