白河から下郷村に向かう国道289号の途中にある一軒宿の温泉。 甲子トンネルの手前を、谷底へ向かう道に入る。
すこし下った先にある。
平成21(2009)年6月、建て替えによる再オープンした。
それまでは冬期閉鎖であったが、通年の営業となる。
108段もの階段を下りた川岸には、足元から湧出る混浴の大浴場がある。
旅館/大黒屋の駐車場から先は、「車が通れない国道」として、「登山国道」として、全国的に有名であったが、甲子道路の開通に伴い国道の標識は撤去された。
ブナ、ナラなどの原生林の中に、"甲子八十八滝"と言われる数多くの滝が点在する。
州安和尚は、諸国の修行の旅をしていた。
至徳元(1384)年、この地にたどり着くと、霊気を感じ草庵を結んだ。
ある夜、見知らぬ翁が訪ねて来て、一晩中、語りあった。
帰り際、「この渓谷に霊泉がある。病患に悩める人々に伝えよ」と言う。
翌日、教えられた場所に行くと、霊泉がこんこんと湧き出ていた。
山奥過ぎたので、いつしか民衆から忘れ去られた。
慶長5(1600)年の冬、元会津藩士/菊池大隈基吉が、猟に出て猿を撃った。
雪の上に残る血痕をたどっていくと、傷を負った猿が湯浴して傷を癒していた。
後の寛永13(1636)年、大隈の子の将監高吉は、ここに温泉宿を開き、白河城主より湯別当に任じられたという。
州安和尚が発見したのが甲子(きのえね)の年だったので、誰ともなく甲子温泉と呼ぶようになった。 この温泉を好んだ松平定信が、別荘「勝花亭」を築いたことでも有名。
☆泉質 単純温泉(弱アルカリ性低張性高温泉)、カルシウム・ナトリウム−硫酸塩温泉
効能 脳神経、頭痛、皮膚病、慢性胃腸病、病後回復、疲労回復
(一般的適応症) 神経痛、筋肉痛、関節痛、打ち身、慢性消化器病、痔疾、冷え性、
病後回復、疲労回復、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、くじき、健康増進など
▲宿1軒=大黒屋 (西郷村大字真船字寺平1 Tel.0248-36-2301)
白河から下郷村に向かう途中で、甲子トンネルの手前の国道289号沿いにある。
平成21(2009)年までの甲子温泉は、冬期に通行止めだったため、昭和36(1961)年に温泉を引湯して、新甲子温泉ができた。
▲宿8軒=新甲子温泉開発
(西郷村大字真船字馬立1 Tel. 0248-36-2250)
≪日帰り温泉・ちゃぽランド西郷≫
国道沿いの遊園地"キョロロン村"の中にある。
▲(西郷村大字真船字村火1 Tel. 0248-36-2231)
・10時〜21自30分
・休館日 木曜日(夏休み、GW、年末年始を除く)
日本中央競馬会(JRA)の場外勝馬投票券発売所(WINS)。
JR新白河駅高原口から歩いて約4分のところにある。
平成10(1998)年11月に開設。
館内には、子供の遊戯施設/メリーゴーラウンドも設置されている。
▲(西郷村大字小田倉字前山50 Tel. 0248-27-8858)>
周囲16キロ、最大水深31メートル、面積427ヘクタールの潅漑用人造湖。
ダムの底に姿を消した羽鳥集落の名から名付けられた。
鶴沼川を堰止めて、昭和31(1956)年に完成。
完成当時は、貯水面積が220ヘクタールあり、土堰堤ダムとしては日本一であった。
大川羽鳥県立自然公園に指定されていおり、全国ダム湖百選にも認定されている。
湖の周辺にはコナラやミズナラなどの広葉樹が多く、紅葉は素晴らしい。
冬は、ワカサギ釣りも楽しめる。
オートキャンプ場や、サイクリングロードが整備されている。
▲(天栄村大字羽鳥)
赤石川の支流黒沢にかかる滝 (落差10m・幅15m)。
道路沿いにある。
滝の左岸にある巨大な一枚岩の近くに、宗像三神の一つである田心姫命が祀られている。
蛇体である御神体に祈ると、必ず雨が降るといわれている。
▲(天栄村田良尾字更目木)
《 馬 尾 滝 》 名の知られた3つの「馬尾滝」があるが、各々読み方が違う。 (只見町塩沢の山奥は、「まのおだき」) |
馬尾滝 (うまおたき/うまおだき)河内川に注ぐ支流にある名瀑。"馬のしっぽ"のように、複数にわかれて流れる姿から名付けられた。 通常は落差30〜40メートルほどなのら、水量が豊富な時期には60メートルを超える大きさになる。 徒歩40分ほどだが、雨の多い時期には道の一部が崩れていることも多く、最近では地元の人でも訪れることが少ない。 30年ほど前まで切り出した材木を運んでいた森林軌道跡を進む。 ▲(天栄村大字田良尾) |
会津若松市と白河市との中間に位置する。
白河羽鳥線と呼ばれている県道37号の終点にあり、羽鳥湖高原の玄関口。
施設内には、食堂のほか、農産物直売や特産加工品販売もある。
村特産の健康野菜「ヤーコン」がお勧め。
食堂では、ヤーコンうどんが食べられる。
▲(天栄村田良尾字芝草1-3552 Tel. 0248-85-2547)
・レストラン 8時〜18時
・休館日 無休
高さ約48メートル、幅約27メートルの滝。
2段になって落ちる滝の形が、酒を入れる銚子に似ていることから名付けられた、
安達太良連峰の麓にあり、水量も豊富な滝。
日本の滝100選にも選ばれている。
母成グリーンライン手前の「ふれあい公園」が目印に右折する。
銚子ヶ滝駐車場から2.4キロで、徒歩40〜50分。
最後の300メートルほどの急斜面の階段があり、遊歩道というより登山道という感じの先にある。
▲(郡山市熱海町石筵)
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大きな安山岩を利用して、片面を平らに削り陰刻した供養塔で、碑銘から永仁2(1294)年に造られたものだが、詳細は不詳。
高さ148センチもあり、諏訪神社が管轄。
中通りの この地方で、広く信仰されていたと云う。
旧/白河街道沿いにある。
湖南高校手前を左折し、国294号から離れ、しばし進んだ山側にある。
▲(郡山市湖南町福良字祢宜内)
敷地7万4千坪で、大瓶ビール年間6億本という日本最大級の生産能力を誇る。
昭和47(1972)年6月操業。
名品「スーパードライ」などの誕生が見学できる。
ビール工場ならではの商品を売っているギフトショップもある。
少人数なら予約なしでも入れるが、予約がおすすめ。
▲(本宮市荒井字上前畑1 Tel. 0243-34-1170)
・9時30分〜15時
・電話予約受付 8時30分〜17時
≪アサヒビール園福島≫
アサヒビール福島工場の敷地内にあり、工場直送の生ビールが味わえる。
ラム肉料理が評判で、2時間飲み放題/食べ放題が人気。
・「ジンギスカンバイキング」
・「ラム肉のしゃぶしゃぶバイキング」。
▲(Tel. 0243-33-1661)
・11時〜21時
ライオンやキリン、アフリカゾウなど1千頭以上の動物が、エリアごとに放し飼いされている。
その中を、マイカーで見学できる。
世界の珍獣であるホワイトライオンなどの、真っ白な「ホワイト動物」が目玉。
サーキットが併設されているため、騒音が気になる。
▲(二本松市沢松倉1 Tel. 0243-24-2336)
・8時〜17時 (入園は16時まで)
・休園日 無休
夫/高村光太郎の不朽の名作「智恵子抄」で、あまりにも有名。
16歳まで過ごした生家は、屋号「米屋」、酒銘「花霞」の造り酒屋。
明治の初期に建てられものを復元した。
裏庭には、「智恵子記念館」がある。
洋画家/智恵子の油絵や、病が発症後の紙絵などを展示している。
今にも智恵子が出て来そうな雰囲気が残っている。
今は、2人仲良く染井霊園で眠っている。
▲(二本松市油井字漆原町36 Tel. 0243-22-6151)
・9時〜16時30分 (入館は16時まで)
・休館日 水曜日、年末年始
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室町時代中期、畠山満泰によって築城された。 白旗が峰 (標高345m) に築かれたことから、「白旗城」とも呼ぶ。 しばらく畠山一族が治めるが、伊達正宗公の父/輝宗を拉致し二本松城に連れて行く途中、政宗公により父/輝宗とともに当主/畠山義継が射殺されるという「粟之巣の変事」が起きた。 その後、伊達正宗公、蒲生氏郷公などが治める会津藩の支城となる。 |
日本中央競馬会(JRA)が運営している競馬場の1つ。
大正7(1918)年に開設された。
東北で唯一のJRA競馬場でもあり、春、夏、秋と年間3回開催されている。
2005年4月9日の第9競走で、日本の公営競技史上初の1千万円を超える配当が出た。
3連単 \10,149,930円(2,136番人気)、的中数9票
▲(福島市松浪町9-23 Tel. 024-534-2121)
平成5(1993)年に開業した道の駅。
国道115号上にある。
国道459号との重複区間でもある。
愛称は、つちゆロードパーク。
▲(福島市松川町水原字南沢41-2 Tel. 0243-24-2148)
鍾乳石の種類と数の多さでは東洋一ともいわれる鍾乳洞。
昭和44(1969)年9月、釜山採石場で石灰岩の採掘中に発見。
昭和48(1973)年、見学用として整備され、一般公開される。
見学ルートの長さは600メートルほどだが、さらに「探検コース(120m)」がある。
公開されていない洞内は約3千メートル強もあり、未発見部分も多いという。
鍾乳石には様々な名前が付けられており、高さ30メートルの大空洞「滝根御殿」や、鍾乳石が幻想的に一覧できる「月の世界」は見ごたえ十分。
入口の向かいには、「星の村天文台」がある。
▲(田村市滝根町菅谷東釜山1 Tel. 0247-78-2125)
カルスト台地上のドリーネから、地下に吸い込まれた水が、流出している国天然記念物指定の鍾乳洞。
「あぶくま洞」から、4キロほど北方に位置している。
豊富な水量のため浸食も進むが、鍾乳石や石筍などがよく発達している。
狭い洞内には水路が多く、文字通りの“探検”が味わえる。
総延長900メートルの洞内は、A、B、Cの見学コースに分かれている。 Bコースからは人手が加えられておらず、懐中電灯を頼りに四つん這いで進む。
水濡れ防止用具が必要で、レンタルもある。
Cコースは、案内人 (無料) の同行が条件の本格的な探険コース。
▲(田村市滝根町菅谷大六89-3 Tel. 0247-78-3393)
女の子のアイドル 「リカちゃん人形」 のテーマパーク。
本名 香山リカ
誕生日 5月3日
年齢 11歳 (小学5年生)
血液型 O型
面積7千平方メートルの敷地に、お人形ミュージアム、アニバーサリールーム、スペシャル展示コーナー、ふれあいコーナー、リカちゃんショップなどがある。
初代から現代までの「リカちゃん」展示を見たり、製造している様子を工場見学したり、自分でコーディネイトしたオリジナルリカちゃんも作れる。
小野町の伝説にちなんだ十二単の「小野小町リカちゃん」など、ここでしか買えないオリジナルリカちゃん人形も販売している。
何といっても人気は、リカちゃんになりきって園内で過ごせる「なりきりドレスレンタル(無料)」。
▲(小野町大字小野新町字中通51-3 Tel. 0247-72-6364)