昭和62(1987)年 80歳
1月 斉藤清「版木・版画」展 (京橋/白銅てい[革+是]画廊) に、版木・プロフィールなど17点
を出品。
鎌倉市から柳津町に転居。
3月 斉藤清スケッチ展 (新宿/小田急百貨店グランドギャラリー) 開催。
『斎藤清スケッチ画集/講談社』刊行。
斎藤清スケッチ展・画集出版を祝う会(新宿/センチュリーハイアット)開催。
4月 第61回/国画会展 (東京都美術館) に、「あれっ三姿」を出品。
7月 『会津の子供たち 遠い日の画帳/歴史春秋出版』刊行。
8月 『私の半生 斉藤清』が 福島民友に38回 (8/5〜9/11) 連載。
11月 『私の半生 斉藤清/栗城正義編』刊行。
この年『慈愛 斎藤清新作版画集 (一九八〇−一九八七)/モノアート』 刊行。
昭和63(1988)年 81歳
1月 斉藤清四季のスケッチ展 (京橋/白銅てい[革+是]画廊) に、「猪苗代」「さつき 会津」
なと゜スケッチ13点、木版画2点を出品。
4月 第62回/国画会展 (東京都美術館) に、「春の鶴ヶ城」を出品。
斉藤清展 (市立小樽美術館) に、同館所蔵の3点と福島県立美術館所蔵の100点を出品。
5月 斉藤清スケッチ展 (新宿/小田急百貨店) 開催。
7月 現代日本の版画 一九五〇−一九八〇 (神奈川県立近代美術館別館) に、「慈愛」
「扉 英勝寺 鎌倉」を出品。
8月 斉藤清 会津の冬と その他の版画 (オレゴン・ポートランド美術館) 開催。
10月 企画展・東北の版画 (石巻文化センター) に、「会津の冬 坂下」「凝視花」「ミルク」
「霊峰15 晴天なり」など12点を出品。
11月 斉藤清木版画展 (銀座/養清堂画廊リフレクション・ギャラリー) 開催。
平成元(1989)年 82歳
1月 斉藤清墨画展 (京橋/白銅てい[革+是]画廊) に、「羅漢」など17点を出品。
『独立独歩の造形 斎藤清語りおろし/版画藝術第63号』に掲載。
4月 第63回/国画会展 (東京都美術館) に、「地の幸」を出品。
5月 斉藤清「一九六〇年代」展 (京橋/白銅てい[革+是]画廊) に、コラグラフ・木版画など
22点を出品。
6月 斉藤清木版画の世界展 (水戸/原画廊) 開催。
8月 いわき市立美術館に、「地の幸」など6点、「地の幸」の版木を寄贈。
9月 新潟の絵画一〇〇年展 第二部テーマ編 (新潟市美術館) に、「秋の只見」を出品。
平成2(1990)年 83歳
1月 斉藤清「会津の冬」素描展 (京橋/白銅てい[革+是]画廊) に、「柳津」など13点を出品。
4月 第64回/国画会展 (東京都美術館) に、「初夏の舞」を出品。
6月 斉藤清 (日本橋/高島屋) に、「松」を出品。
『斉藤清 新作版画集 一九八五−一九九〇/講談社』刊行。
7月 版画による創造と表現展 (銀座/洋協アートホール) に、「直子」「慈愛」を出品。
8月 近代日本の木版画展「伝統と近代の対話」 (神奈川県立近代美術館)に、「鏡 自画像」
「凝視 猫」「直子」「ヌードを出品。
NHKテレビ「日曜美術館」に出演。
10月 斉藤清展「日本のこころを描く」 (郡山西武) に、100点ほどを出品。
11月 『斉藤清 画業/阿部出版』刊行。
平成3(1991)年 84歳
2月 斉藤清 野仏屏風展 (京橋/白銅てい[革+是]画廊) に、「慈愛」など5点を出品。
4月 第65回/国画会展 (東京都美術館) に、「秋模様」を出品。
裸婦風韻展 斉藤清・柳原義達・須田国太郎・猪熊弦一郎 (京橋/白銅てい[革+是]画廊)
に、3点を出品。
5月 妻/文が会津若松市の病院で死去。享年80歳。告別式を光明寺で行なう。
8月 斉藤清「その人と芸術」展 (いわき市美術館) に、木版画やクラグラフの150点、参考作
品・スケッチ・デッサンなど40点を出品。
12月 斉藤清展 (新宿/小田急百貨店) 開催。
平成4(1992)年 85歳
1月 斉藤清 水彩・地のフォルム展 (京橋/白銅てい[革+是]画廊) に、「扇の舞」「地のフォ
ルム」など19点を出品。
『オレの雪は郷愁じゃない/朝日新聞12日第28面』に掲載。
3月 開館記念展Z 版画にみる富士 (河口湖町立河口湖美術館) に、連作「霊峰」20点、
「夕焼 富士5合目」を出品。
連作「会津の冬」の第100作「会津 三島町大石田」が完成。
4月 第66回/国画会展 (東京都美術館) に、「初夏I」を出品。
5月 斉藤清「会津の冬」展 (福島県立美術館) に、「会津の冬」24点、連作「会津の冬」100点、
スケッチ23点を出品。
「会津の冬」44点など版画54点を寄贈 (累計479点)。
7月 斉藤清「会津の冬」展 (新宿/小田急百貨店) 開催。
斉藤清展 (酒田/本間美術館) に、福島県立美術館寄贈の作品が出品。
8月 『斎藤清コラグラフ モダニズムの骨格/版画藝術第77号』に掲載。
9月 斉藤清コラグラフ展 (京橋/白銅てい[革+是]画廊) に、コラグラフ15点を出品。
10月 『生命の指標 斉藤清/白銅てい[革+是]画廊』刊行。
平成5(1993)年 86歳
平成6(1994)年 87歳
米寿記念・斎藤清展 (新宿/小田急美術館) 開催。
墨画から版画斎藤清展 (東京駅/東京ステーションギャラリー) 開催。
平成7(1995)年 88歳
6月10日 国の文化功労者に顕彰される。
平成8(1996)年 89歳
「柿の会津 38」。
平成9(1997)年 90歳
斎藤清の全貌展 (福島県立美術館) 開催。
10月1日 「やないづ町立斎藤清美術館}
が開館し、記念展が開催。
11月14日 斎藤清美術館の開館を見どけたかのように、
会津若松市の病院で死去 (肺炎)。
光明寺で妻とともに眠っている。
平成10(1998)年
国画会客員に推挙される。
平成12(2000)年
棟方志功と斉藤清展 (福島県立美術館) 開催。
皇太子徳仁親王、雅子妃が斉藤清美術館を訪問。
平成14(2002)年
11月5日 「やないづ町立斎藤清アトリエ館」が開館。
平成19(2007)年
斎藤清画伯生誕100年。
記念企画展やイベントなどが数多く開催される。
没後も人気は衰えず、今でも全国各地で企画展が開催され続けている。
販売サイトは、数えきれないほど存在する。