昭和38(1963)年 56歳
1月 朴人会展 (日本橋/三越本店) に、水墨画13点を出品。
3月 鷹山宇一・斉藤清二人展 (神保町/スルガ台画廊) 開催。
4月 第37回/国画会展 (東京都美術館) に、「教会5」を出品。
5月 第7回/日本国際美術展 (東京都美術館) に、「アン」を出品。
10月 第10回/斉藤清版画展 (日本橋/三越本店) に、コラグラフ「アネモネ」などを出品。
※ コラグラフとは、版を彫るのではなく、版に紙などの素材を貼り付
けたり塗ったりして作る版画。質感の変化に富んだ自由な表現が容易。
11月 第4回/斉藤清近作版画個展 (京橋/中央公論社画廊) に、コラグラフ「尼僧」などを
出品。
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昭和39(1964)年 57歳
3月 ハワイ大学芸術祭に招待され、ハワイ訪問。
斉藤清版画展 (ホノルル美術館) に、木版画13点、コラグラフ20点を出品、終了後に
寄贈。
4月 ハワイから帰国。
第38回/国画会展 (東京都美術館) に、「ヌード 7」を出品。
5月 日本中国版画交流展 (新宿/小田急百貨店) に、「アネモネ」を出品。
第6回/現代日本美術展 (東京都美術館) に、「ヌード/4、5」を出品。
11月 斉藤清二十年展 (青山/絵画堂画廊) に、代表作80点ほどを出品。
五人展 (青山/絵画堂画廊) 開催。
≪斉藤清・岩橋英遠・平山郁夫・吉岡堅二・山口薫・森芳雄≫
第5回/斉藤清近作版画個展 (京橋/中央公論社画廊) 開催。
昭和40(1965)年 58歳
4月 第39回/国画会展 (東京都美術館) に、「ニューメキシコ」を出品。
6月 斉藤清チャリティー版画展のため、オーストラリアを訪問。
シドニー/プラクスランド画廊と、メルボルン/マイヤー・ミュラール・ホールで開催し、
国立美術学校で木版画の実技をする。
帰路タヒチに立ち寄り、取材。
7月 オーストラリアから帰国。
8月 斉藤清版画展 (日本橋/三越本店) 開催。
9月 第1回/新秋会版画展 (日本橋/高島屋) に、出品。
10月 現代日本版画国際展受賞作家展 (BSN美術館) に、「凝視」「ヌード赤」を出品。
11月 第1回/斉藤清油絵個展 (銀座フォルム画廊) 開催。
昭和41(1966)年 59歳
4月 第40回/国画会展 (東京都美術館) に、「想い」を出品。
国画会四〇年の展望 (日本橋/三越本店) に、「凝視」を出品。
9月 第2回/新秋会版画展 (日本橋/高島屋) に、「ヌード B」などを出品。
11月 斉藤清版画展 (日本橋/三越本店) 開催。
昭和42(1967)年 60歳
1月 日米版画展 (新宿/京王百貨店) に、「ヌード G」「備前」を出品。
2月 「タイム/2月10日号」の表紙に載せる佐藤栄作の肖像を依頼される。
3月 第2回/斉藤清油絵・ドライポイント個展 (銀座フォルム画廊) 開催。
4月 第41回/国画会展 (東京都美術館) に、「若芽」を出品。
5月 近代日本の版画 (東京/国立近代美術館) に、「凝視 花」「唐招提寺」を出品。
6月 現代版画四人展 (赤坂/村上画廊) 開催。
≪斉藤清・畦地梅太郎・平塚運一・森義利≫
日本現代八人展 (アメリカ/サンディエゴ美術館) に出品。
9月 斉藤清版画展 (インド文化省主催) のため、インドを訪れる。
第3回/新秋会版画展 (日本橋/高島屋) に、「秋」などを出品。
10月 斉藤清近作版画展 (会津若松市公民館) 開催。 見学に訪れた従弟夫妻から柳津の
雪景色の素晴らしさを知り毎年訪れ、後に転居することとなる。
斉藤清版画展 (日本橋/三越本店) に「若松」を出展。
12月 著書『年賀状版画/日本文教出版』 刊行。
昭和43(1968)年 61歳
4月 第42回/国画会展 (東京都美術館) に、「赤い花」「椿」を出品。
6月 斉藤清水墨画・スケッチ展 (銀座/ギャラリーオカベ) 開催。
9月 斉藤清コラグラフによる版画展 (日本橋/東邦画廊) 開催。
東西美術交流展 (東京/国立近代美術館) に、「門」を出品。
10月 斉藤清を中心とする日本現代版画展 (アメリカ/デトロイト・ギャレックス画廊) 開催。
昭和44(1969)年 62歳
1月 斉藤清版画展 (カナダ/グレーター ビクトリア美術館) に50点ほどを出品。
4月 斉藤清コラグラフ・ドライポイント展 (赤坂/村上画廊) 開催。
第43回/国画会展 (東京都美術館) に、「夕陽」を出品。
7月 斉藤清展 (アメリカ/サンディエゴ美術館) 開催。
出席のため渡米し、ポートランド美術館で実技指導を行い、ポストン美術館に「赤いヌー
ド」の版木を寄贈。
9月 斉藤清水墨版画展 (日本橋/三越本店) に、「会津の冬」などを出品。
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参考文献:生命の指標 斎藤清など