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橋場の ばんば
Hashiba no Bannba |
参道の途中、橋場のバンバの隣にある。
檜枝岐歌舞伎の代表的な演目「奥州安達ヶ原袖萩祭文の段」の主人公/袖萩と娘のお君を再現した像。
平成24(2012)年9月22日に開館。
檜枝岐歌舞伎に関する歴史資料や写真パネル、台本、舞台に使う衣装や小道具類を展示している。
▲(Tel. 0241-75-2432)
檜枝岐歌舞伎を上演する舞台。
国重要無形民俗文化財。
上演する日以外の日は、見学自由。
檜枝岐の舞台は江戸時代に建設されましたが、明治二十六年 焼失し この建物は明治中頃に再建されました。昭和五十一年八月 国の重要有形民俗文化財に指定されました。
この舞台で毎年五月十二日 (愛宕神祭礼) と八月十八日 (鎮守神祭礼) の例祭に奉納歌舞伎が、九月第一土曜日には歌舞伎の夕べとして、千葉之家花駒座の皆さんにより演じられます。
また歌舞伎は、平成十一年三月 「檜枝岐歌舞伎」 として福島県の重要無形民俗文化財に指定されました。
平成十一年八月 檜枝岐村教育委員会
鎮守神
The Guardian Gods of the Village
駒形大明神 弘仁七年 (八一六) 丙甲 駒岳の頂に鎮座
燧大権現 天長九年 (八三二) 壬子 燧岳の頂に鎮座
右記二神を本村に勧請し、神明作り相殿一社に鎮守として祭る。 例祭は八月十八日で 当日は古典芸能檜枝岐歌舞伎を奉納する。
疱瘡神
Hashiba no Bannba
元禄年間、疱瘡が全国的に蔓延した。
檜枝岐も例外ではなく、村の子供が疱瘡にかかった。
神のお告げ通り社を建てて疱瘡神を祀ると、それ以降は罹っても軽くて済むようになったと云う。
鎮守の森
鎮守神への奉納である農村歌舞伎の舞台を包み込む鎮守の森には、古木が多数ある。
トチノキ、モミ、ケヤキは 「県緑の文化財」 に選定されている。