|
約13,000本の杉が、総延長37キロの日光街道、例幣使街道、会津西街道の両側に連なる。 徳川家康の家臣/松平正綱・正信の親子が、寛永2(1625)年頃から20年以上の歳月をかけて、約2万本を超える苗木を植えたと推定されている。 特別天然記念物と特別史跡の二つの指定を受けている唯一のもので、ギネスブックにも世界一長い杉並木道として記載。 |
東照宮の4月17日の例大祭に、金幣を奉納するため勅使が通った道。
徳川家康の没後、正保4(1647)年から慶応3(1867)年まで、毎年欠かさずに行われていた。
中山道の倉賀野宿から日光坊中へと至るまでの街道であるが、楡木より今市までは壬生通りと共通である。
例幣使の行列は50人ほどの規模であったが、身分の低く禄の少ない者が多く、金品を強要しながらの道中だった。
駕籠をゆすったり、わざと転がり落ちたりして脅したことから、“ゆする”の語源となる。
終焉の地であるこの地に、遺徳を敬う人々によって創建。
明治26(1893)年に竣工。
神奈川県の小田原藩領地で、農民の子として生まれる。
後に、藩主の命により日光神領の復興に尽力し、この地で安政3(1856)年に70歳の生涯を閉じた。
裏手の奥に、墓がある。
境内の駐車が有料。
今までは無料だった。
残念。
▲(今市市今市743
Tel. 0288-21-0138 〔HP〕)
「日光街道ニコニコ本陣」。
平成27(2015)年4月27日オープン。
全国でも非常に珍しく市街地にあり、いつも混んでいる。
▲(日光市今市719-1 Tel. 0288-25-7771)
北西部に位置し、旧・栗山村にある温泉街。 稲作の出来ない場所のため、ソバや岩魚、山女魚などの川魚が名物。
源平の戦に敗れた平家の落人が、隠れ住んだという伝説の里。 平家の里、平家塚、平家杉、平家落人集落、平家歴史資料館など、平家にまつわるものが多い。
温泉は、400年前に発見された。
☆泉質 単純温泉 (アルカリ性単純温泉)
効能 一般的適応症
▲(日光市湯西川)
川沿いの宿が多く、景観が楽しめる。
瀬戸合峡の渓谷、川俣湖や、20数メートルの熱湯を噴き上げる間欠泉が見どころ。
☆泉質 単純泉、塩化物泉 (ナトリウム-塩化物泉)
効能 一般的適応症、切り傷、火傷、皮膚病、婦人病、
動脈硬化、高血圧、美肌
▲(日光市川俣)
長さ約300メートルの逆ローゼ型のアーチ橋で、建設当時は東洋一。
六方沢の谷底からは、134メートルの高さ。
霧降高原の有料道路の途中にあり、渓谷の景観と共に、関東平野も望める。
案内板には、戊辰の役の際、大鳥圭介率いる幕府軍2千人が、この地に仮宿し、会津に向かったと記載されている。
標高約1,200mにある面積362haの、日本屈指の牧場。
有料道路の終点に、レストハウスがある。
牛乳、アイスクリーム、ジンギスカン、串焼きが人気。
5月から10月にかけては、のんびり牧草を食む放牧された乳牛が見られる。
[閑話]
▲大笹牧場レストハウス
(日光市瀬尾大笹原3405 Tel. 0288-97-1116 〔HP〕)
加仁湯、八丁の湯、手白沢温泉、日光沢温泉の4秘湯からなる。
ただし、車の乗り入れは出来ない。
携帯電話も圏外。
送迎車か、手白澤温泉までのタクシーがあるとのこと。
(完全予約制・川俣タクシー Tel. 0288-26-1475)
≪加仁湯≫
源泉掛け流しで、加温・加水も一切していないとのこと。
(日光市川俣871 Tel. 0288-96-0311)
☆泉質 硫黄泉など5源泉
効能 一般的適応症、動脈硬化・高血圧病、皮膚病、糖尿病、リウマチ、婦人病など
≪八丁の湯≫
源泉掛け流しで、加温・加水も一切していないとのこと。
(日光市川俣876 Tel. 0288-96-0306)
☆泉質 単純温泉
効能 一般的適応症、皮膚病、糖尿病、婦人病など
≪手白澤温泉≫
村営無料駐車場の夫婦渕から徒歩2〜3時間。
(日光市川俣870 Tel. 0288-96-0156)
☆泉質 単純硫黄温泉 (硫化水素型)
効能 一般的適応症、切傷、慢性皮膚病、美肌など
≪日光沢温泉≫
(日光市川俣874 Tel. 0288-96-0316)
☆泉質 含硫黄−ナトリウム−塩化物・炭酸水素塩泉
効能 一般的適応症、糖尿病、婦人病、高血圧症、糖尿病など