国道459号が案内板を目印に、狭い小道に入る。
300メートルほど先に、谷あいの風景が広がる。
塀などなく、山門だけの左手下に大正寺がある。
鈴を枕にひと眠りしている小僧の石像がある。
母に抱かれている夢でも見ているのか、穏やかな顔である。
山門を入ってすぐの左手に、安置仏の案内板がある。
(来世極楽浄土願王) 阿弥陀如来
観音菩薩 安全・開運出世・身代り観音
勢至菩薩 弱心援助仏
(現世利益仏 北山里薬師) 薬師如来
日光菩薩 諸病消滅本願仏
月光菩薩 二才児無事成長祈願
(北山不動) 不動明王
矜羯童子 家内安全・交通安全・福壽増長
制叱迦童子 厄除不動
里薬師堂跡。 .
山門を過ぎて、すぐの右手。
小さな小さな祠である。 .
その先は、本堂への石段に通じる。
石段の手前にある。
地蔵尊は、平成2(1990)年8月、建立。
御祈願の方は、その病に応じた個所 頭肩腹腰足等に水をかけて、本堂のお薬師様にお参り下さい。
平成6(1994)年、建立。
大正寺山門繁栄と、代々諸霊之供養。
大銀杏 (樹齢 1,100年)
樹高 (雌樹) 33m
胸高周囲 5,6m、乳根あり。
昭和58(1983)年、県指定緑の文化財に選定。
昭和61(1986)年3月6日、村指定重要文化財/
天然記念物に指定。
地蔵菩薩堂の向かい側。
北山子育て観音
御詠歌
はるばるとたどりて 参る大正寺
威徳は高き 北の御ほとけ
智悟山人百八世孝田詠歌
昔(40〜50年前)からあった。
伝説の「腹打石」は、北山薬師如来堂の境内にある。
薬師堂から本堂裏手に進み、右手の石段を上ると、愛宕堂に至る。
愛宕山勝軍地蔵大権現。
不動尊、毘沙門天も安置されているとのこと。
子供の頃とは、ずいぶんイメージが変わった。
これも、時の流れなのだろう。