会   津   の   菓   子

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《余談》 思 い 出 の 駄 菓 子

 昭和20年代/後半から昭和30年代の子供向け駄菓子。
 会津の郷土菓子だけでなく、全国でも楽しまれていたかは問わず、思い出すまま、現存する似ている菓子からピックアップ。
 見かけの形や大きさ・色合いなど見栄えも変わり、美味さも格段に進化している。
 ※ 積極的な調査ではなく、たまたま見かけたものを記載。

舟木商店の「ひねり? つまみ?」

ひねり?、つまみ?

 行仁町の舟木商店 (ずいぶん前に閉店) で焼いていて、菓子店に卸していた。
 名前が思い出せない。
 現在 (写真) の菓子より、2倍を超える大きさだった。


    だるま飴

だるま飴

    とり飴

とり飴

    金花飴

金花飴
   江戸時代から継承される伝統の細工飴。
   子供にとっては、祭りの出店で作っていた様々な動物などの形の飴が楽しみだった。
   当時は、衛生的な考えなど微塵もなかった。
   代表的なものには、縁起があった。
     ◇ だるま飴 「七転び八起き」から商売繁盛
     ◇ とり飴  「おしどり」から「縁結び」  など

あげまんじゅう

あげまんじゅう

 文字通り。まんじゅうを油で揚げたものだが、カリカリした表面の食感を楽しむもの、ドーナッツのように砂糖をまぶしたものなど、店によって様々。
 会津真郷土料理「まんじゅうの天ぷら」とは違う。


たまごぱん

たまごぱん

 パンというより、ビスケットのようなサクサクとした心地よい歯ごたえが楽しめる。
 卵を入れることで栄養価も高まるが、風味も良くなり、ツヤが出て見た目も美味しく焼きあがり、日持ちも良くなる。


蒸しパン

 ふかふかで柔らか、シンプルであっさりしているので、いくらでも食べられる。
 モチモチむっちりした食感が、たまらない。
 最近では、様々な具が入った商品も人気。


玉ようかん

玉ようかん

 羊羹がゴム袋に封入されており、爪楊枝で刺すと、コム袋が一瞬で剥げる。
 子供の遊び心を くすぐる楽しい羊羹。
 見た目も、可愛らしい。

おみくじ煎餅

おみくじ煎餅

 中に紙片が入っており、「凶」は入っていなかった。
 駄菓子屋で扱う菓子ではなかったが、正月などの縁起物として出されていたと記憶。 美味しさを味わうものでもなく、「吉」の大小を大勢でワイワイと楽しむ。

ジームヨーチ

ヨーチビスケット (ジームヨーチ)

 色鮮やかな砂糖で、表面をコーティングされた一口サイズのビスケット。
 味わいはもとより、好きな色の取り合いが楽しい。
 円形が基本だが、可愛い動物の形をしたものもあった。

むぎこがし

むぎこがし

 一番食べていた菓子の一つで、現在でも各地でみられる。
 炒った大麦や小麦を粉にすることから、「麦焦がし」「麦粉菓子」と呼ばれる。 現在のように文様などはなく、ザラザラしていたように記憶している。

かるめやき

かるめやき

 「カルメラ」、「カルメラ焼き」とも。
 駄菓子屋には、必ずあった定番の1つ。
 名前の由来は、ポルトガル語の 「甘いもの = caramelo 」 からとのこと。

モックモック (林製パン)

揚げパン

 この店では、注文してから揚げる熱々のパン。
 砂糖をからめたものと、きなこ味もある。
 30分以内に召し上がれ。

会津名物ばたあぱん

 ふんわりしたバター風味のホイップをサンド。
 こちらも、地元では人気。
 大きさと形の違う3種類があり、小腹の空き具合にあったものを召し上がれ。

モックモック(林製パン)  小学生の頃、給食のパンを供給していたパン屋であった。
 隣りにある一族のお茶屋には同級生の女の子がいた。
 現在では、材料も良いのだろうし、製造技術も進歩しているのは間違いないのだが、昔に食べた給食のコッペパンも美味しかった。
▲(会津若松市材木町1-8-20 Tel. 0242-26-2716)

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