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赤 井 谷 地 沼 野 植 物 群 落

▲(会津若松市湊町大字赤井)

以下の緑色の文は、現地の 「説明板」 から
画像クリックで現地の説明板の写真表示も一部あり .

 高校時代に、クラブ活動で踏み入れた記憶があるのだが、現在は立ち入り禁止の模様。
 一応、一周してみたが、どこから入ろうとしても行き止まり。
 「湿原内立入禁止」の案内板も見えた。
 今回は、「天皇陛下御歌碑の地」から、眺めることにする。

赤 井 谷 地 湿 原
 「赤井(あかい)()()(しょう)()植物(しょくぶつ)群落(ぐんらく)」は昭和三年に国指定天然記念物となった。 海抜五三〇メートル、南北約二キロメートル、東西約1キロメートルにわたり、ヨシを主にした低層湿原から、ミズゴケの生育により盛り上がった高層湿原までの発達段階がみられる。
赤井谷地湿原の現地説明文  この湿原は、泥炭層内の大量の水が層内や表面の湿度変化を緩和し、寒冷時の湿度環境を維持しているので、ツルコケモモ、ホロムイイチゴ、ホロムイソウ、ミカズキグサなどの亜寒帯植物が群生している。
 特に、ホロムイイチゴ (幌向苺) の最南の分布地として貴重な存在となっている。
 昭和三十六年、昭和五十九年に昭和天皇・皇后両陛下がこのイチゴを観察され、昭和三十七年の歌会始で天皇陛下が詠まれたのが次の御歌である。
 「雨はれし 水苔原に枯れのこる ほろむいいちご 見たるよろこび」
 平成十八年十月
会津若松市一簣町  旧滝沢街道ふれあいまつり実行委員会 .

入口

 小さな木製の橋を渡る。
 緩やかな坂の上に、小高い丘がある。


赤井谷地の見晴らし台

 赤井谷地が一望できる唯一の場所である。
 昭和30年代頃は、辺り一面が びっしりとミズゴケに覆われた風景であった。
 湿原のあちこちに、潅木が目立つ。
 水面は見当たらず、完全に乾いている。
 予想を超えて、乾燥化が進んでいるようだ。
 湿原側を見渡すと、茂っている笹薮の隙間から、踏み跡のような小道がある。
 丘から下って、湿原へ向かっている。
 普通の服装では、進む勇気はでない。
 それほど、茂っている。

≪御歌の碑≫
 丘の中央に、天皇陛下の歌碑がある。
 赤井谷地を向いて建っている。
   「雨はれし 水苔原に 枯れのこる
       ほろむいいちご 見たるよろこび


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