今回は、早朝など人のいない時を狙って、車で途中まで行く。
人が多い時は、車での進入を遠慮しよう。
天鏡閣のの脇を進む。
突き当たった丁字路を左折し、山の方へ上る。
しばらくすると、車両の進入禁止の標識。
その前には、数台ほど駐車できる空間がある。
それでも、少しは歩く。
大正天皇が御手植えされた。
明治41(1908)年9月の事である。
右後ろに、別の巨石もある。
小高い丘に、至る。
三方石と、現地板が見えてくる。
「三方石」と呼ばれるこの大きな自然石には、国指定重要文化財「天鏡閣
「天鏡閣」は、明治四十一年、有栖川宮威仁
明治四十年八月、同殿下が東北地方を御旅行中、時の福島県知事平岡定太郎の勧めで猪苗代湖畔を巡遊の折、この地の風光の美しさに深く感動され、猪苗代町大字翁沢地内に別邸を建設することになったものです。
別邸建設工事は、明治四十一年春に起工し、同年八月に竣工しました。
明治四十一年九月、皇太子嘉仁
有栖川宮威仁親王殿下は、この閣名の由来を後世に伝えるため、東宮侍講三島毅 (中州) に命じて造らせたのが「天鏡閣記」です。
同殿下の没後大正九年に至り、威仁親王妃慰子