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日 新 館 童 子 訓

《 上 巻 》

第一 三大恩 實話 其の一  天地開けて孝道あり
其の二  決死の忠諫
其の三  身代り祝文
要約
第二人の子たる道實話其の一  智勇の良将
其の二  義家朝臣と雁
要約
第三朝夕の心得實話其の一  暇初にも親に背を向けじ
其の二  孝實なる父子
其の三  密漁法師の話
其の四  至孝、天に通ず
要約
第四年少者の栞實話孝子、久右衛門要約
第五年長者の務實話孝行檢斷要約
第六親に事ふる心がけ實話情の衣要約
第七父母の前に恭なれ實話孝子の心遣ひ要約
第八父母の容儀に意を用ふべし實話寡默の孝子要約
第九親の命に順なれ實話骨の羹要約
第十舅姑に事ふる禮實話其の一  天~地祗、孝徳をめでさせ給ふ
其の二  住職亮賢の孝養
要約
第十一定省の禮實話孝行夫婦と雷要約
第十二食饗はかりをなさず實話其の一  徳右衛門の徳行
其の二  偽りの耶蘇訴人
其の三  俗を化するに徳を以てす
要約
第十三父母在せば遠く遊ばず實話身の代をゆるして孝をはげます要約
第十四假初にも敬せざるなかれ實話關白と名木要約
第十五人をそしるべからず實話其の一  二そくの沓
其の二  至孝、叡聞に達す
要約
第十六父母の名を稱せよ實話大領を譲りて孝を盡す要約
第十七父母病めば、容らず實話参議、良繩の篤孝 要約
第十八養老の道實話其の一  金の瓦石
其の二  孝子、瞽者重都
要約
第十九諫は純熟慇懃なるべし實話舎人、公助の至孝要約
第二十父母の遺體を敬せよ實話其の一  村上父子の忠死
其の二  忠孝の鑑、小楠公
其の三  ぶんどり八人の勇者
要約
第二十一節義を守るべし實話其の一  類希なる勇將
其の二  形見の名刀
要約
第二十二國人稱譽の孝實話心楽しければ、かたち衰えず要約
第二十三小孝・中孝・大孝實話小野篁卿の奉養要約
第二十四人より貴きはなし實話身を終ふるまで父母をしたふ要約
第二十五善には親を稱し、
    過には己を稱す
實話北條相州禪門の侍     要約
第二十六父母の愛戀を體すべし實話許知麿の至孝要約
第二十七一言の間も父母を忘れず實話瞽者長薫の愼み要約
第二十八父母を尊び敬せよ實話其の一  仁明天皇の御大孝
其の二  名執權泰時の孝悌
要約
第二十九諫めて逆らはず實話小松内府の直諫要約
第三十孝、妻子に衰ふなかれ實話老母の意に順ふ要約
第三十一父母の令名實話あだにも父母をはづかしめず要約

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