昭和11(1936)年に、「吹割渓ならびに吹割漠」として天然記念物および名勝に指定された。
遊歩道も整備され、土産物店も多い。
▲(沼田市利根町追貝)
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≪吹割の滝≫ 片品川の中流域にある高さ7メートル、幅30メートルの滝。 岩がV字型に浸食され、その割れ目から川の水が吸い込まれることから名付けられた。 川の水が三方から流れ落ち様子から、"東洋のナイアガラ"とも呼ばれている。 氷結する冬には、ライトアップされる。 「竜宮の椀」という伝説が伝わっているが、日本各地にある"椀貸し伝説"と同じような話しでもある。 |
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≪鱒飛の滝(ますとびのたき)≫ 高さ8メートル、幅6メートルの滝。 吹割の滝の下流にある。 遡上してきた鱒が、この滝を越えることができないことから名付けられたという。 「鱒止の滝」とも呼ばれる。 |
昭和62(1987)年に、栃木県日光市から長野県上田市までを結ぶ広域観光ルートとして発足した。 全長320キロで、名前はドイツのロマンティック街道に由来する。
今回、通過する区域は、沼田と日光を結ぶ120号線の区間である。
片品村の4、5キロの区間に、40軒ほどの露店が並んでいる。
トウモロコシの時期になると、焼いた香ばしい匂いが街道一帯に漂っている。
農産物直売所や、"望郷の湯"がある。
▲温泉センター(沼田市白沢町平出1297
Tel. 0278-53-3939)
・10時〜22時
・休館日 第2火曜日(8月は無休)、
12月30日〜31日
休憩所のふれあい館や、生産物直売所などもある。
隣接してコンビニも出来た。
▲ふれあい館(桐生市黒保根町下田沢91-4
Tel. 0277-96-2575)
・9時30分〜17時
・休館日 火曜日、年末年始
重力式コンクリートダムで高さは140メートルあり、利根川水系では150メートルの奈良俣ダムに次ぐ高さ。
草木ダム(旧・神戸ダム)の建設で出来た人造湖。
草木ダムには、展望台がある。
その先に、草木ドライブインがある。
以前は国道沿いだったが、短いバイパスが出来てチョットの注意が必要。
▲草木ダム管理所(みどり市東町座間564-6
Tel. 0277-97-2131)
草木ドライブイン(みどり市東町草木75
Tel. 0277-95-6136 〔HP〕)
地元出身の水彩画家・星野富弘の詩画を展示している美術館。
平成3(1991)年、ふるさと創生事業の一環として開館した。
草木ドライブインのすぐ先。
▲(みどり市東町草木86 Tel. 0277-95-6333)
・9時〜17時8(入館は16時30分まで)
・休館日 12月〜3月までの月曜日
(月曜日が祝日の場合は火曜日)、年末年始
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標高1,430メートルで、原生林に囲まれている。 旅館1件だけの丸沼温泉の前が、売店もあり、整備されている。 大尻沼は、丸沼ダムとでつながっている。 |
最高峰の黒檜山(1,828m)を始め、駒ヶ岳(1,685m)、長七郎山(1,579m)、地蔵岳(1,674m)、荒山、鍋割山(1,332m)、鈴が岳などの総称。
ほぼ群馬県の中央に位置し、カルデラ湖を持つ複式火山。
上毛三山(妙義山、榛名山)、および日本百名山の一つ。
「あかぎやま」「あかぎさん」の、いずれでも呼ばれる。
国定忠治の 「赤城の山も今宵限り、かわいい子分のてめえ達とも、別れ別れになる門出だ」 は、あまりにも有名。
赤城山から吹きおろす北風の「空っ風」は、「赤城おろし」と呼ばれる。
赤城山の神が大ムカデとなり、日光男体山の神が大蛇になって、戦場ヶ原で戦った。
最後に、赤城山の神が敗れ、赤い血を流したことから、「あかき」となった。
その時の傷をいやしたのが老神温泉で、「追われる神」から来ているとのこと。
千葉県の流山市に赤城神社があるが、江戸川の氾濫により赤城山の一部が流れてきたのを祀っており、「流山」という地名も、これに由来するとのこと。
≪大 沼≫
赤城山の山頂にあるカルデラ湖。
湖周には、遊歩道があり、1時間ほどで回れる。
冬には凍結し、ワカサギ釣りで賑わっている。
赤城山の山頂にある大沼の半島部に鎮座している。
赤い橋の"啄木鳥橋"がかかっており、大沼沿いに参道が続く。
崇神天皇の時代に、平和と安全を祈るために創設されたそうである。
女性の願いは、必ず叶えてくれるとのこと。
山麓には多くの里宮があり、関東一円にも末社が数多くある。
赤城姫の話、道元の娘の話などと数多くの伝説はあるが、赤城山と二荒山の戦いは有名。
赤城山の神様は大ムカデ、日光の二荒山の神様は大蛇となって、日光の湖の領有権を争った。
▲(富士見村赤城山4-2 Tel. 027-287-8202 〔HP〕)