ネ  ッ  ト  で  参  拝

[戻る]  [TOP]  [行く]  [遊ぶ]  [知る]   [西会津町]

大 山 祇 神 社

 御本社までは、4キロほどの山道である。
 看板に記載の 「徒歩60分」 は、キツイ。
 険しくはないが、山歩きしない人には、キツイ。
 若者なら いざ知らず、上りは1時間30分を見よう。
 途中の見どころは、不動滝、矢作の滝、杉並木参道である。

 ▲(西会津町野沢字大久保甲1445-2 Tel. 0241-45-2323)
以下の緑色の文は、現地の「説明板」から

遙拝殿

遙拝殿

 御本社に向かう前、遙拝殿にお参りしよう。
 口をゆすぎ、両手を清める。
 御本社までの無事を祈願する意味合いもあるが、これから訪れるとのお知らせをする。



駐車場の現地板 大山祇神社の説明文 御本社参道案内図


 駐車場から参道への入り口には、
  「御本社参道案内図」
のほかにも、様々な説明文がある。

道祖神 (やすらぎ)

道祖神(やすらぎ) 道祖神(やすらぎ) 道祖神(やすらぎ)の説明文
やすらぎ
 童神が頬に手を当てて、きょうの吉き日を ゆめ見て祷る。
 それは 明日も あさっても、永遠のねがい ―
やすらぎ道祖神
 童神(わらべがみ)(ほほ)に手を当てて やすらぎながら今日(きょう)明日(あした)もあさっても、
みんな(しあわ)せでありますようにと、夢みる姿です。
 これから山道をたどって、その願いを求めましょう。

石橋

 駐車場から数10メートルほどの下り坂。
 下り切ると、中野川支流のコンクリート橋に至る。
 この橋を渡ると、聖域に入る。
道祖神(うるおい)への林道
 林道は広く立派すぎて、車のわだちがあるのが、なぜか残念に感じる。

不動滝への二股


不動滝の標札
 まもなく、不動滝へ下る二股の道に至る。
 右折する。


道祖神 (うるおい)

道祖神(うるおい) 道祖神(うるおい) 道祖神(うるおい)の説明文
うるおい
 女神が山あいから こんこんと溢れ出る泉を両の掌の盃に受けて祷る。
 水は万物の いのちの源泉 ―
うるおい道祖神
 女神(めがみ)が山の間から こんこんと流れ出る水を両手に受けて、お祈りする姿です。
 水は すべての生き物の大事な大事な(みなもと)
 土があって、水があって、私たちは育つのです。

水源地蔵堂 水源地蔵堂

水源地蔵

 不動滝の手前に、水源地蔵のお社が建立されている。
 堂の脇に不動滝がある。

不動滝

不動滝        .

 落差は約10メートル位。
 真下から見上げられる。.
 滝を眺めていると、   .
パワーが蘇ってくる    .
 最初のパワースポット。 .

不動滝からの迂回路  戻る途中に迂回路の矢印がある。
 大差はないが、迂回路を進む。

迂回路の出口

 程なく、林道に合流する。

矢作の滝への林道

 林道を進むと、お社が見える。



矢作の滝の標札 矢作の滝のお社


 お社の左手崖下が「矢作の滝」。

矢作の滝

矢作の滝

 不動滝と同様に、お社が建てられている。
 「弥作の滝」とも呼ばれる。
 林道からは小さい滝のように見えるが、落差は不動滝と同じ位あり、立派で流麗な形の滝である。
 降りる道は、細くて急なので滑りやすく、注意が必要。
 雨の日には、避けた方が無難。

道祖神 (出会い)

道祖神(出会い) 道祖神(出会い) 道祖神(出会い)の説明文
出会い
 男神と女神が掌を合わせて祷る優しい えにし、奇しき一度の
出会いが、永遠の しあわせの門出に ―
出会い道祖神
 男神(おがみ)女神(めがみ)が手を合わせ、仲の良い夫婦神(めおとがみ)になる誓いの姿です。
 たった一度の めぐり合いでも、おたがいに愛あり真心(まごころ)があれば
(しあわ)せの門出(かどで)となり、大切なものなのです。

矢作の滝から道祖神(ぬくもり)まで


 御本社までは、1,700メートル。

道祖神 (ぬくもり)

道祖神(ぬくもり) 道祖神(ぬくもり) 道祖神(ぬくもり)の説明文
ぬくもり
 母神が子神を ふところに抱いて祷る。
 母は すべてを温かく優しく許し、子は、それに守られて育ちゆく ―

ぬくもり道祖神
 母神(ははがみ)子神(こがみ)を ふところに抱いてつつみ、(しあわ)せを祈る姿です。
 お母さんは 時には きびしいけれど、心は いつも(やさ)しく(あたた)かく
許してくれていて、子どもは それに守られて育つのです。

道祖神(ぬくもり)から杉並木入口まで

 林道を進むと、最大のパワースポットである杉並木の入口の標識に至る。
杉並木の入口  大半が林道歩きであったが、
ここから御本社までは、古来からの参道を巡る。

杉並木参道 (木の根坂)

杉並木参道


杉並木参道
 御本社へ 900メートル。


杉並木参道
杉並木参道
 杉の根っこが地表に剥き出しになっており、古来からの参道が、そのまま残っている。
 今なお最大の「パワースポット」であり、静寂さの中に自然の息吹が満ちている。
 時が止まり、神話の時代に、身も心も包まれる。
 樹高 37m/幹周り 3.7m/樹齢 380年 (県指定緑の文化財)
 ふくしま緑の百景の1つ。
杉並木参道
杉並木参道
杉並木参道
「御本社ニ 五丁」の碑

御本社ニ 五丁

 御本社まで、約540メートル。
 樹齢450年余の杉並木が立ち並ぶ。
 「ふくしまの遊歩道50選」の一つ。
 急な坂道なので、滑らないように、ご注意を。

道祖神 (まどろみ)

道祖神(まどろみ) 道祖神(まどろみ) 道祖神(まどろみ)の説明文
まどろみ
 女神が男神の胸にもたれて、まどろむがごとく祷る。
 すべてをあずけ、すべてを受けいれ、愛のすがた ―
まどろみ道祖神
 女神(めがみ)男神(おがみ)の胸にもたれて、まどろむようにして祈る姿です。
 すべてをあずけ、男神(おがみ)は それぞれを あたたかく受け入れて、
おたがいの信頼(しんらい)と愛を永遠(えいえん)に願うのです。

石段202段

石段202段

石段202段の標札 スギ並木の石碑
 御本社へ 600メートル。
 杉並木参道が林道を横切り、参道は石段となる。
 林道は迂回路であるが、こちらも勾配がある。


大山祇神社通路の碑

大山祇神社通路

大山祇神社通路

 石段を上り切り、林道を横切る。
 上りは、緩やかとなる。

杉並木道の標札

杉並木道

杉並木道  御本社へ 300メートル。
 樹高 : 37m、幹周り : 3.7m。
 樹齢 : 380年。
 県指定緑の文化財。

杉並木道
杉並木道

「御本社ニ 一丁」の碑  左手に林道が並行している。
 今までの杉並木参道より開けている。
杉並木道  勾配が緩み、想いにふけながら進む。

御本社ニ 一丁

 御本社まで、約110メートル。

道祖神 (よろこび)

道祖神(よろこび) 道祖神(よろこび) 道祖神(よろこび)の説明文
よろこび
 童神が合掌して、これまでの願いに応えて祷る。
 願いは七色それぞれに違うが、一つでも叶えた歓び ―
よろこび道祖神
 童神(どうしん)合掌(がっしょう)して、私たちの これまでの願いに こたえて祈る姿です
 その願いは いろいろありますが、ようやく ここに たどり着いたことも
願いが(かな)ったことの一つなのです。

 大杉の参道の先に石段が見えると、御本社である。


御本社 御本社の碑 御本社の石段

御本社

御本社 御本社 御本社
 有名なわりに、こじんまりしていると人はいう。
 雪国の山に築かれた社 (屋代) にしては、大きい方だ。
 これ以上 大きくすると、積雪には耐えられまい。

帰 路

帰路

 参拝を終えたら、足下の確かな林道を下ろう。

御本社前の茶店
 観光シーズンなら、御本社前に茶屋が開く。
 昼時なら“ニシンそば”、休憩なら“みそおでん”がお勧め。


遙拝殿

遙拝殿

 無事参拝できたことを感謝し、これからを祈願する。

[閑話]     .
[戻る]  [TOP]  [行く]  [遊ぶ]  [知る]   [西会津町]