正門はあるものの、解放された境内である。
正門をくぐった右手に旧/観音堂がある。 現在は、七福神を祀っている。 |
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境内・参道には、
様々なものがコンパクトに配置されている。
国指定重要文化財 銅造十一面観世音 及び 脇侍二体
文永十一年 (一二七四) 長者江川常俊が娘の菩提を弔うために十一面観世音菩薩立像を鋳造し 愛娘の心が宿るここ中田の里に納めたという。
次いで 弘安二年 (一二七九) 富塚伊賀守盛勝公が伽藍を造営し 普門山圓通閣と称した。 その後、普門山弘安寺と改名され、観音堂におさめられて現在に至る。
十一面観世音菩薩立像
鋳造物で御身の丈 六尺一寸七分 (一メートル八十七センチ)
光背に文永十一年 (一二七四) 八月八日の銘文がある
脇侍 不動明王立像
同三尺一寸四分 (九十五.一センチ)
脇侍 地蔵菩薩立像
同三尺一寸 (九十三.九センチ)
三体とも、昭和三年四月三日 国宝に指定。 昭和二十五年八月 国指定文化財となる。
会津美里町教育委員会
「抱きつき柱」は、本堂の中の向かって右手にある。
堂内は撮影禁止なので、訪れた時のお楽しみ。
最近、祈祷中で堂内に入れない時や、身体の不自由な人のため、旧/抱きつき柱が堂の外に設けられた。